こんにちは!申請取次行政書士の藤本です。「日本人の配偶者等」の在留資格は、外国人配偶者が日本で日本人と一緒に生活するために必要な資格です。しかし、提出書類や要件が多岐にわたるため、申請に不安を感じる方も少なくありません。
今回は、外国人配偶者の在留資格申請をお手伝いした事例をご紹介します!
相談のきっかけ:海外在住の配偶者を日本へ呼びたい
ご相談いただいたのは、関東在住の日本人男性Dさん。海外で出会ったインドネシア人の奥様と国際結婚し、現在は奥様がインドネシアで暮らしているとのことでした。
Dさんは以下のような不安を抱えていました。
- 「初めての在留資格申請で、どの書類を準備すればいいか分からない。」
- 「過去の例を調べると、婚姻の実態が疑われて不許可になった人もいるようで心配。」
- 「審査に時間がかかりすぎて、配偶者との再会が遅れてしまうのでは?」
サポート内容:手続き全般を徹底サポート
私たちはDさんと面談を行い、申請の流れを説明した上で、必要なサポートを次のように進めました。
1. 要件と婚姻の実態確認
「日本人の配偶者等」の在留資格を申請するには、婚姻が法律上有効であることを証明し、さらに結婚生活が実体を伴うものであることを示す必要があります。
- 法的婚姻の証明:Dさんと奥様が日本およびインドネシアの法律に基づいて正式に結婚していることを確認し、婚姻証明書を取得しました。
- 婚姻の実態証明:過去の写真やメッセージのやり取り、共同での銀行口座利用記録などを整理し、婚姻の実態を示す書類を用意しました。
2. 申請書類の準備と翻訳
申請に必要な書類をリストアップし、必要なものを準備しました。
- 申請人(奥様)のパスポートコピー、写真
- 日本人配偶者(Dさん)の住民票や戸籍謄本
- 婚姻証明書の日本語翻訳文(公的機関の認証を取得)
- 世帯の経済状況を示す証明(Dさんの収入証明書、税証明など)
3. 申請書作成と入管とのやり取り
申請書類を整え、入管へ申請しました。入管から追加資料の要請があった際も迅速に対応し、スムーズに審査が進むようサポートしました。
結果:在留資格を無事取得!
申請から約3か月後、Dさんの奥様の「日本人の配偶者等」の在留資格が認定されました!
Dさんからは次のようなお言葉をいただきました。
「結婚の実態を証明する部分が不安でしたが、どんな書類を用意すれば良いか的確に教えてもらえて助かりました。これでやっと夫婦で日本での生活を始められます!」
奥様も「安心して日本に行けるようになり嬉しい」と喜んでおられ、無事に日本での生活をスタートされました。
「日本人の配偶者等」の在留資格で重要なポイント
今回の事例から、申請成功のための重要なポイントがわかります。
1. 婚姻の実態を示す証拠の用意
具体的な生活実態を証明するため、写真や通信履歴などの資料が有効です。
2. 経済的基盤の証明
日本で安定して生活できることを示すため、収入証明書や住居の情報が必要です。
3. 提出書類の不備を防ぐ
必要な書類を漏れなく揃え、適切に翻訳して提出することが重要です。
サポートが必要な方へ
「日本人の配偶者等」の在留資格申請には、書類準備や婚姻の実態証明など、慎重な対応が求められます。初めての申請や不安がある方は、ぜひ専門家にご相談ください。
詳細は、専用ウェブサイトをご覧ください:
最後に
家族が一緒に暮らすための第一歩を、私たちは全力でサポートします。国際結婚や配偶者ビザの取得でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
コメント