【サポート事例】「家族滞在」の在留資格を取得し、日本で家族と暮らし始めたケース

こんにちは!申請取次行政書士の藤本です。
「家族滞在」の在留資格は、日本で就労・学業を行う外国人が、その扶養家族を日本に呼び寄せて生活するために必要な資格です。扶養者(本人)の活動に基づき、配偶者や子どもが日本で生活できる仕組みになっています。
今回は、この「家族滞在」の在留資格申請をサポートした事例をご紹介します!


相談のきっかけ:家族を日本に呼び寄せたい

ご相談をいただいたのは、インドネシア出身のLさん。Lさんは日本で「技術・人文知識・国際業務」の在留資格を持ち、ITエンジニアとして働いています。Lさんは結婚しており、母国にいる配偶者と幼いお子さんを日本に呼び寄せたいと希望していました。

Lさんからの相談内容は次の通りです。

  • 「初めての『家族滞在』申請で必要書類がわからない。」
  • 「家族が日本に来た後、どのような生活ができるか心配。」
  • 「自分の収入で家族を扶養できるか証明できるか不安。」

サポート内容:スムーズな申請を実現するためのサポート

私たちはLさんの状況をヒアリングし、次のようなステップでサポートを進めました。

1. 「家族滞在」の要件確認

「家族滞在」の在留資格を取得するためには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 扶養者の在留資格:扶養者が就労系(技術・人文知識・国際業務、技能など)または留学の在留資格を持っていること。
  • 扶養家族の対象:申請対象は扶養者の配偶者および子ども。親や兄弟姉妹は対象外。
  • 扶養者の収入:扶養家族を支えるのに十分な収入や生活基盤があること。

LさんはIT企業で安定した収入を得ており、生活基盤も確保されていたため、要件を満たしていることを確認しました。

2. 必要書類の準備

次に、以下の書類をLさんと協力して準備しました。

  • 扶養者の証明書類:Lさんの在留カード、雇用契約書、収入証明書(源泉徴収票、給与明細など)。
  • 扶養家族の証明書類:配偶者との婚姻証明書、子どもの出生証明書(母国で発行された書類の日本語訳を添付)。
  • 滞在予定の住居情報:日本での住居を示す契約書や住民票。
  • 申請理由書:家族を呼び寄せる理由や、生活計画を記載した文書。

3. 申請書作成と入管対応

申請書類を作成し、入管局に提出。入管から追加書類を求められた際にも迅速に対応し、スムーズに審査が進むようサポートしました。


結果:「家族滞在」資格を無事取得!

申請から約2か月後、Lさんの配偶者とお子さんの「家族滞在」資格が認定され、日本に入国できるようになりました。
Lさんからは次のようなお言葉をいただきました。

「自分一人で書類を揃えるのは大変そうでしたが、必要な書類やプロセスを詳しく教えていただけて助かりました。家族と一緒に日本で生活を始められるのが嬉しいです!」

 

Lさんの家族は現在、日本で安定した生活を送り、お子さんも保育園に通っています。


「家族滞在」の在留資格取得で重要なポイント

今回の事例から、以下のポイントが重要であることがわかります。

  1. 扶養者の収入と生活基盤の証明
    十分な収入があることを示す書類(給与明細、源泉徴収票など)が必要です。
  2. 扶養家族の関係性証明
    婚姻証明書や出生証明書など、扶養家族との関係を明確に示す書類を用意します。
  3. 書類の翻訳と不備防止
    母国語の証明書には正確な日本語訳を添付し、提出前に書類内容をしっかり確認します。

サポートが必要な方へ

「家族滞在」の在留資格は、家族を呼び寄せる外国人にとって非常に重要な手続きです。しかし、書類準備や審査基準が複雑なため、専門家のサポートが成功の鍵となります。初めての申請でお困りの方は、ぜひご相談ください!

詳細は、専用ウェブサイトをご覧ください:


最後に

「家族滞在」の在留資格は、家族が安心して日本で一緒に生活を送るための大切な一歩です。Lさんのように、家族とともに新たな生活をスタートさせるお手伝いを全力でサポートします!お気軽にお問い合わせください。

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